今年発売されたミステリを5選振り返ってみようと思います。
読んだ端から忘れていくので思い出すのも大変です。
その1 文学少女対数学少女 陸秋槎 稲村文吾訳
面白かったです。百合に見せかけたゴリゴリのミステリでした。
中国の人が書いた小説を読むのは初めてだったと思います。現代的な印象がありました。
その2 名探偵のはらわた 白井智之
特殊ミステリというやつでしょうか。
特殊ミステリは設定を考える人がすごいなあと毎回思います。よく思いつくなあ。
その3 自由研究に向かない殺人 ホーリー・ジャクソン 服部京子訳
今年読んで一番面白い作品でした。
今どきって感じがしましたし、最後の展望が明るいのも好きな要因です。
その4 見知らぬ人 エリー・グリフィス 上條ひろみ訳
犯人がめちゃめちゃ意外だったから、優れていると思います。
日常の中に非日常が混在していて、ミステリに相応しい世界だと思いました。
その5 密室は御手の中 犬飼ねこそぎ
今読んでいる最中です。大体25%くらい読みました。
宗教団体とミステリを絡めたのは上手いなあと思いました。
こんな感じになると思います。
今年今のところ165冊読んでいますが、今年発売のミステリは少なかったかな…。