射落さん(CV緒方恵美さん)は、性別が謎でそこを茶化していて、頭が良くてしっかり者で、頼りになる大人です。
ヒヨリちゃんを守ることを名目に?、射落さんの助手になることになります。
眠たくて射落さんの隣で寝ちゃったり、草原で花冠を作ってあげたりします。
そんな生活の中で、射落さんが誰かと謎の意味深な会話をしているところを裏路地で聞いてしまったり、茅ケ裂さんにバックナンバーに射落ヒサトという若い男性がスポンサーとしてキャストとして過去作に名前がある、と教えられ、ヒヨリちゃんは悩んで射落さんと距離を取って考えようとします。
お風呂で考えてのぼせたヒヨリちゃん(服は着ている)を助けにくる射落さん。性別は依然として謎なままです。
そんな中で、ドラマが急に始まりヒヨリちゃんが射落さんに刺されて殺されるシーンがあるドラマを演じることになり、ヒヨリちゃんは容赦なく刺されて、痛みのあまり気を失ってしまい悪夢まで見ます。
目覚めたヒヨリちゃんは射落さんを心配して部屋を訪ねます。
ヒヨリちゃんは覚悟を決めて、射落さんと話をして好きな想いを伝えようとしますが、阻まれます。向こうも気づいているみたいで、最後まで言わせてくれません。
射落さんは最初に集められた空間にみんなとディレクターを集め、自分は情報管理局、管理課課長であることを提示し、異世界配信を情報局が掌握した、止められたくなければ自分たちキャストと過去のDEAD ENDのキャストの生命データ(生き返る可能性がある)を渡せば、異世界配信を見逃そう、そうでなければ自分たち諸共強制停止する(その場合自分たちは脳死する)と高らかに宣言するのでした。
ディレクターはAIだから決定権はないだろうから、この中の裏切り者のプロデューサーに一晩考える時間を与える、と。
ちなみに自分たちはデータのみ異世界に存在し身体は情報局にあって、無理にバングル(腕時計みたいな形の通信機械)を外そうとすると、どうなるか分からない、と。そしてヒヨリちゃんに薬を盛って眠らせて勝手にバングルを外そうとしたことを言いました。
それにキレるトモセくん。
皆は勝手に自分たちの命を懸けられることに不満を漏らします。
彼(彼女?)は異世界配信を潰すためならどんな犠牲も払う、と言います。そんな射落さんにヒヨリちゃんは支えると伝え(射落さんが部屋を来なかったのも申し訳なくて行けなかったらしい)、抱き締めた射落さんは涙を流します。そして好きだというのでした。
抱き締めたら性別は分かりそうですね。
一晩経ったら、ゲームが始まりました。異世界配信側はあくまでエンターテインメントに徹するみたいです。副局長には裏切られて強制終了もできず、燃え盛る魔女の窯の中に、ヒヨリちゃんか、異世界人として生まれ変わっているお兄さんか、1対237人か、どちからを選べと迫られます。
最後に命乞いしろと言われてヒヨリちゃんはしなくて、お兄さんは射落さんのこと少しだけ覚えていました。
お兄さんは情報局員で異世界配信について調べていましたが傾倒し配信側の人間になってしまい射落さんをキャストにしようとしたものの失敗し、自らキャストになりDEAD ENDになっていました。
覚悟を決めている射落さんが好きなヒヨリちゃんは、炎が怖いけど自ら飛び込もうとします。射落さんは多数を助けることを選ぶと宣言していたので。でも、射落さんはヒヨリちゃんを助け、自ら飛び込みます。
そこで炎の窯は消え去り、射落さんはゲームに負けました。
異世界配信に二人だけ残り、副局長以外の情報局にデータをどんどん送りドラマをこなす日々を送ります。
愛を囁き、「戻ったらベッドの中で性別を教えるよ」を言います。この言い方は男の人だと思いますが、わたしは百合でも全然いいなあと思います(?)
なんというか、予想通りでした。こういうポジションの人は居るだろうし、射落さんは大人だからそうだろうと思っていました。
茶化して喋る時も可愛くて好きです。イケボですし。緒方さんのこの軽い感じの喋り方は初めて聞いた気がします。好きだなあ。
しかし、ヘンゼルとグレーテルの絵本を読んでいて、魔女の窯……。犯人はわかっちゃいますね~! 最後の一人だし。射落さんは最後のほうで正解だったなあと思いました。
すべての真相までワクワクですね。スポンサーは全然分からなかったですがプロデューサーは正解できそうです。いや、まあ陀宰くんは分からなかったですが……。