はい、コルダですが読書です。ノベライズを読みました。
衛藤世代(衛藤の世代の学内音楽コンクール)の二次創作を書いているので、その勉強のためにも読んだんですが。
文章が基本的に安定していますし、読みづらくはないです。
アメリカの文化や街の勉強もしっかりされているので、アメリカってこんな感じなんだな~、と思いました。
ただ…、誤植が気になったり(香穂子のことを果穂子となっていたり)、吉羅が理事から理事長になる時系列に少々矛盾を感じました。
一番ビックリしたのは、衛藤くんの初恋の話が!
アンジェリークの新しいコミックスでも、守護聖様たちの過去の恋の話があるんですが、それも見たい人と見たくない人が分かれそうだな~と思いました。乙女ゲーはその辺りセンシティヴなんですよ。
こうなってくると、公式の二次創作感はありますね。
あと、最近読んだのが漫画ですが原作が綾辻行人先生、絵が佐々木倫子先生の「月舘の殺人 上下」が面白かったです。
本格ミステリィでした。
しかし、このお話の犯人は分かりやすかったと思います。わたしでも分かりました。
やはり、お話を構成するうえで専門的知識がすごく重要なんだなあと思いました。
余談ですが、森博嗣先生と京極夏彦先生は比較されることが多いですが、結構違うように感じます…。理系と文系の違いなのでしょうか?
それにしては、同じジャンルに括るのは強引な気がします(両方大好きですが)