いちとせ備忘録

乙女ゲー感想中心のブログです。

二世の契り 想い出の先へ 山本勘助

 山本勘助(CV櫻井孝宏さん)クリアしました。

 

 結局勘助が不老不死であることの謎は解明されませんでしたが、真奈ちゃんの前世のことは少し分かりました。真奈ちゃんは前世は身分が低く辛い生活を強いられていたところに勘助と出会い、「奏」という名を貰います。

 里の者に捕らえられた勘助を助けるために、勘助を騙して逃がしますが、里の者にそれが発覚してしまい、酷い暴力の上殺されてしまうのです。真奈ちゃん明るいから、なかなか想像に耐えない前世……。

 

 それから勘助は300年生きて乱世の時代に再開を果たし、真奈ちゃんを奏と呼んで自分の元に来るように説得しますが真奈ちゃんは「私は奏ではない」ときっぱり言い放ち、謙信様をお守りする役目を果たすと現代に帰ります。ギリギリのところで、勘助は「先の世で再会しよう」と言い、本当にその450年後に生きて再会するのでした。

 

 勘助は大学で教鞭を取っていますが、それだけではなく私立大のオーナーもやってました。何その昔のBLの攻め様みたいな設定。

 

 真奈ちゃんはスパダリの勘助に自分が相手で本当にいいのか、とかいろいろ悩みますが、勘助は真奈でなければならない、と説得してくれます。

 

 最後のほうで驚いたのは、謙信様の泉で現代に帰るときに、勘助にほいほい付いて行ったら恐らくお前を殺していただろう、ってところです。殺して自分のものにしようと。

 それを真奈ちゃんは突っぱねて現代に戻ったから、自分は真奈ちゃんに会うために生きているのだ、と確信したそうです。何そのCERO低めに見せかけて重い話。好みだけど。

 

 真奈ちゃんに再会して、身体に変化が訪れていると言っていました。風邪を引いたり、食欲が以前より増したり。一緒に老いて死ぬのが夢だと言っていました。

 また、置いて逝くのは忍びないですしね…。

 

 

 

 ちょっと思ったのは、真奈ちゃんちょっと幼過ぎない? という点でした。年相応より子どもに見えることがあるなあという印象です。良い意味では素直、悪く言えば幼稚というか。こちらが老成しただけでしょうか…??