いちとせ備忘録

乙女ゲー感想中心のブログです。

絶叫城殺人事件 有栖川有栖

 GWはあまり読書もゲームも進みませんでした。なんとか一冊読めたという感じです。

 

 某市に行ってきたのですが、美術館では隣には柚木先輩がいる妄想をしていました。

「お前の間抜け面のほうが面白いな」とか言われそうです。

 しかし、都会の文化的な生活は憧れますね。でも人の多いところは住むのが大変そう。地下鉄とか絶対危ないと思いますし(他人との距離が近すぎます)。そう思うと田舎でもいいかなーという気もします。

 

 

 で、「絶叫城殺人事件」を読みました。短編集でした。

「月宮殿殺人事件」では建物の描写が美しかったですね。

 表題作の「絶叫城殺人事件」は、ゲーム批判の批判が面白かったです。

 ちょっと宮部みゆきさんが「ICO」をノベライズした話に影響されたのかな、と思いました。時系列ではどっちが先か分からなかったですが…。

 でも、最後が遣る瀬無くて悲しかったです。

 

 有栖川有栖先生は大好きです。文章がシンプルなのに飽きのこない。

 

 

 連休明けに発売になる森先生の本のタイトルは「ψの悲劇」ですね。プサイと読むみたいですね。すごく楽しみです。

 

 

 積読歴が長いと、読んでいないシリーズもののストックが切らすと発作を起こします。精神が不安定になります。そういう理由で、京極夏彦先生の百鬼夜行シリーズを2冊買ったのですが…。

 今手元に有栖川先生の作品は1冊しかなくて精神に支障をきたしています(アル中か何かか)。積んでいることで安心をしている節がありますね。

 

 

 で、次は何を読もうかな…。と積読を眺めながら考えています。選べるって豊かだなあ。